冠詞の枠を作る形容詞、作らない形容詞
society や education のように「概念なら冠詞なし、ひとつの単位として言うなら a」になる名詞に形容詞が付いたとき、a が付きやすくなる形容詞と、冠詞なしのままでいられる形容詞を、実際の英語で数えました。
ChatGPT の例をそのまま測る
会話に出てきた組み合わせです。後ろに of や関係詞節が続かない用例だけで数えています。
形容詞から見た表
その形容詞が、名詞が変わっても同じように a を増やす(または減らす)かを見ます。「ずれ」は、その名詞にふだん形容詞が付いたときの a の付きやすさと比べて、この形容詞だとどれだけ a 側に寄るか(プラス=a が増える、マイナス=冠詞なしが増える)。ふだんは8語以上の名詞で使われている形容詞だけを、種類ごとに「ずれ」の大きい順で最大25語まで出しています。検索すると3語以上の名詞で使われているものまで出ます。
名詞から見た表
名詞を選ぶと、その名詞に付く形容詞を a の付きやすさ順に並べます。
関係詞節・準動詞句が枠を与える
形容詞ではなく、名詞のうしろに付くものの働きです。抽象名詞・単数・形容詞なしの名詞句だけを数えているので、後ろに付くものだけが変わります。「枠が付く率」= a・the・this・所有格などが付いた割合(=無冠詞でない割合)。
only・最上級・first が付くと the になるか
「条件を満たすものが一つに決まれば the」という説明の検証です。名詞句の側(the only chance that …)と節の中(a chance that only comes once)を分けて数えました。
節の中の only・最上級は、多くが動詞にかかる副詞や節内の比較なので、名詞の冠詞を the には動かしません。
名詞ごと:何が枠を与えるか
前の語で決まる部分
形容詞がなくても、前の前置詞・動詞で a が付くか決まることがあります(in society ↔ create a society)。
後ろに続く語で決まる部分
名詞の後ろに関係詞節や of が続くと、冠詞の割合が変わります。カンマ付きの which(非制限用法)は冠詞なしのまま残るか。